ゴロタの blog-memo  

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2012.05.16 Wednesday

チャウスレイ・ヴィボール 供 2012/02/25 Chau srei vibol

 残っているレリーフは状態がかなり悪い。このリンテルを「Pralamba playing with the gopa」としているサイトがあった。
    物語は、少年の頃のクリシュナと兄のバララーマ(Balarama)の話で、プラーナ聖典の「The Vishnu Purana」と、「マハー・バーラタ」の中に書かれているらしい。文庫本「マハー・バーラタ」にこの話は無い。

「Lord Balarama Slays the Demon Pralamba」
 ヤムナー川が流れる、ヴランダーバナ(Vrandavana)の森で牛飼いをして楽しく暮らしていた二人。ある日ジャンプする遊びで、負けた方が勝った者を背負って歩くことにする。
 牛飼い(gopa)の少年達の中に、人間に化けたアスラ(Pralamba)がいる。アスラのプラランバ(Pralamba)は、クリシュナのチームに入る。クリシュナ側が負けて、プラランバは、クリシュナの兄バララーマを背負って歩くが、やがてアスラの姿を現し、そのまま走って誘拐しようとする。
 クリシュナは、止めろと叫ぶ。 バララーマは背の上でだんだん重くなり、プラランバは走れなくなる。そこでバララーマはプラランバの頭を殴りつけて殺してしまう。


 そうなのかな。 中央が中がバララーマが頭を殴りつけたところ、右が頭を割られたプラランバ。左は クリシュナで、引きとめようとしているのかな? リンテル上部の森の感じが良いなぁ。


 これも同じ話だろうか? なんとなく猿にも見える。猿なら バーリンとスグリーヴァ 「ラーマー・ヤナ」かな。
 もう少し綺麗に残っていると面白そうですが、残念です。


 北側のすぐ脇に不思議な石像があった。全体の形がストゥーパのような形ですが、一番上は四面仏? すぐ脇に頭だけ転がっているので、同じものが2つ以上あったかもしれない。
 雰囲気的に、別の時代のものに見える。
 ここチャウスレイヴィボールには、風変わりな遺構がまだ他にもあるらしい。

平面図
 googleの地図を見ていて、思ったこと。
 祠堂のある丘は長方形(緑)に成形してあり、その大きさが基準になって、石垣(ふもと)から環濠(の中心)までの距離(北・西・南)になっている。東側のみ2倍。ひょっとして丘は人口の盛り土?

 来年 また行けたら、麓の「アナンダの上で眠るヴィシュヌ」や、「乳海攪拌」、小さな遺構などを探して見たい。

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ヤムナー川:ガンジス川の支流
バララーマ Balarama:ヴィシュヌの化身(アヴァターラ)と、アナンダの化身のバリエーションがある。ヴィシュヌの化身に入っていない場合、代わりにブッダが入る。


JUGEMテーマ:旅行
 

コメント

凄いです、五郎太さん。
今度ガイドをお願いしちゃおうかな\(^o^)/

四面仏の塔は、中華系カンボジア人の墓で近年の作です。方形の石積みの塔もありますが、これも後世崩れた石を積みなおして作ったものです。祠堂の丘は、自然の丘を利用していると、今は無き研究者の方が申しておりました。
2012/05/17 11:31 AM by 石松
お墓ですか! 遺構が残っているって言うのは、こういうのも混じっての話なんですね。(^o^)
丘は自然のものを、ふもとだけ四角にととのえたんですね。ありがとうございます。

キナルさん もっと話聞きたかった。
2012/05/17 8:32 PM by gorota

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