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2012.11.21 Wednesday

アンコール・ワット 第一回廊 「マハー・バーラタ」

パンドゥー軍の先頭を駆けるシカンディン
話の筋から先頭にいる筈なので多分この人。アルジュナのすぐ前(左下)にいる。
シカンディン
シカンディン:Sikhandin
  ビーシュマ(デーヴァヴラタ)は、カーシー国の婿選び(スヴァヤンヴァラ)で、義理の弟(ヴィチトラヴィーリヤ)のために3人の王女を獲得する。
 その中の一人、アンバー姫には婚約者がいた。
 婚約者シャールヴァ王は、王女を取り戻そうとビーシュマを追い、一騎打ちをするが、馬も御者も殺されて、身一つで帰国する屈辱を味わう。
 ビーシュマは婚約者がいた事を知り、アンバーをシャールヴァ王の元へ送り返してやる。しかし、いまさら結婚は出来ないと拒まれてしまう。
 しかたなくアンバー姫はハスティナープラへ戻るが、スヴァヤンヴァラには他の男を愛している人とは結婚できないと言われてしまう。
 アンバー姫は、ビーシュマに結婚を願うが、ビーシュマは生涯独身を通す誓いを立てているために結婚は出来ない。
 行き所の無くなったアンバー姫はしばらくはハスティナープラに身をおくが、いつか森に入り孤独に暮らす。時が流れ、美しさも、やさしい心も失い、ビーシュマへの怨みだけが残る。
 復讐を誓い、ビーシュマをたおしてくれる戦士を探すが、見つからない。苦行をして神に祈ると、スブラーマニヤ大神が現れ、永遠に枯れない蓮の花輪を与え「花輪を首にかける者が、ビーシュマと戦うであろう」と告げる。
 アンバーは花輪を受け取り、花輪を首にかけてくれる戦士をさがすが、だれもがビーシュマを恐れて取り合わない。
 望みを絶たれたアンバー姫は花輪をドルパダ王の王宮の門にかけて立ち去り、ヒマラヤに入り苦行をする。
 哀れに思ったシヴァ神は、「お前が生まれ変わった時にビーシュマを殺すだろう」と告げる。
 アンバーは火葬の炎の中に入り自らの命を絶った・・・。
 ドルパダ王に女の子シカンディニーが生まれる。成長した彼女はある日、王宮の門に花輪が掛かってるのを眼にする。永遠に枯れない花輪は、誰にも触れらないまま王宮の門に掛かっていた。
 シカンディニー姫は花輪を手に取ると自らの首にかけて、王宮を去る。 森の中に入った彼女は、ヤクシャと性を交換して、シカンディン(男性)となる。
 戦士となり、クルクシェートラの戦いで、パンドゥー軍に加わる。
 

ビーシュマ
ビーシュマ:Bhishma
 ビーシュマは戦場で先頭を駆けてくるシカンディンを見てアンバー姫の生まれ変わりであることを悟る。
 アルジュナはシカンディンの後ろからビーシュマに矢を放つ。ビーシュマは、アルジュナの前を行くシカンディンに矢を射ることができず、全身に矢を浴びてに斃れた。
 射られるにまかせたのは、自らの運命と、長すぎた人生に嫌気がさしていた、パンドゥーの兄弟を愛していた為、とも言われている。
 いまわの際に一本の矢を引き抜き「これはアルジュナの矢だ」(自分はアルジュナの矢に斃れた)と言ったという。倒れた時、体中に刺さった矢に支えられ、体が地面に着かなかった。
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 シカンディンはアルジュナの御者になると言うバリエーションもある。
 インドネシアのマハーバーラタでは、女性のまま戦士となる。 
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