2013.05.08 Wednesday
バンテアイ・クデイ デヴァター Devata、Banteay Kdei
バンテアイ・クデイ デヴァター
Devata、Banteay Kdei
足もとに人が居るのは、この女性は神仏か高貴な人だと言うことを意味していると思う。
左右の手がフレームの外に出ていたり、左のものと比べると、彫が深く丁寧仕上げられている。
デヴァターにはそれぞれに実在のモデルが居たと言う話がある。
ジャヤヴァルマン7世の妻、ジャヤラージャ・デヴィ王妃は、実在の人物を神仏になぞらえ神格化した彫像をいたる処に作った。※と言う事が碑文にあるそうで、これもその一つでは無いかと妄想。
このデヴァターはSさんが以前Facebookに画像を載せていたもので、強く印象に残った。
入るときに「見つかるまで出てこない」とBun Thy さんに言うと、彼の友人(APSARAの職員)に、場所を電話で聞いてくれた。自分で見つけて「これか〜!」と言うのも期待してたんだけどね。
今回携帯電話は私の遺跡巡りの効率を飛躍的に変えました。
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※「アンコール遺跡」:ジョルジュ・セデス著